男女雇用機会均等法について

2024.4.25 更新!

ムーンラビット

  • トップページ
  • エリアで探す
  • 職種・業種で探す
  • こだわりで探す
  • 今月の特集

男女雇用機会均等法について

男女雇用機会均等法とは「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律」 の略です。均等法では5段階、すなわち、募集・採用、配置・昇進、教育訓練、福利厚生、定年・退職・解雇、の各段階において、男子と均等な機会を与え、取扱いをするように規定しています。今までは、募集・採用と配置・昇進に関する規定は努力義務規定、教育訓練と福利厚生に関する規定は一部禁止規定、定年・退職・解雇に関する規定は禁止規定でした。

 今回の均等法改正では、従来の均等法での『努力義務規定』を『義務規定』に強化し、また制裁措置についても、法律違反をした事業主名を公表する制度を設け、さらにセクシャルハラスメントに対する対応にも踏み込んでいます。

 今までの男女雇用機会均等法や女性労働者に関する労働基準法は、女性を保護するという観点に立って考えられていましたが、これからは、その保護も女性差別の一種だと考える動きの中で、女性軽視はもちろん、逆に女性だけの優遇も改められることとなりました。

 以上の事柄から、本誌では求人広告の作成や掲載に当たって、『男女雇用機会均等法』を十分に理解し、準拠するよう努めています。